〒997-0033 山形県鶴岡市泉町5番30号
(鶴岡市総合保健福祉センター  併設)

 【“フツー(普通)”は0点!】
 
10月16日、慶應義塾大学先端生命科学研究所所長 冨田 勝教授を講師にお迎えし、第三学区コミュニティ協議会・同社会福祉協議会設立40周年の記念講演会が、「鶴岡メタボロームキャンパス」内のレクチャーホールで行われました。
 
“「美」と「生命科学」と「精神文化」が鶴岡の未来を創る”と題されたこの講演会では、冨田氏より、
 
「私たちの研究所における一番の低い評価は『普通』。
『それ普通だな』と言われることは全否定を意味します。
“フツー(普通)”は0点、なんですね。」
 
「(研究では)失敗もありますが、それを恐れるが故に挑戦しない、というのはもったいない。
仮に失敗しても、その失敗によって成長するのです。
失敗してもいいから前例のないことをやって、前に進むことが重要なのです。
大事なのは『上手くいかない時にどうそれに対処するか』ということですね。」
 
「斬新なアイデアを思いつくことは大切ですが、それよりもむしろそのアイデアを本当に実行してやり遂げるパワーがあるかどうか、が何倍も大事だと僕は思います。」
 
と、印象に残る言葉が語られました。
限られた時間の中で、講演を終えた後も参加者からの質問に答えていただきました。
鶴岡のこれからを考えるにあたり、我々が参考にすべき点が多々ある講演会でした。
 
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