“「美」と「生命科学」と「精神文化」が鶴岡の未来を創る”と題されたこの講演会では、冨田氏より、
「私たちの研究所における一番の低い評価は『普通』。
『それ普通だな』と言われることは全否定を意味します。
“フツー(普通)”は0点、なんですね。」
「(研究では)失敗もありますが、それを恐れるが故に挑戦しない、というのはもったいない。
仮に失敗しても、その失敗によって成長するのです。
失敗してもいいから前例のないことをやって、前に進むことが重要なのです。
大事なのは『上手くいかない時にどうそれに対処するか』ということですね。」
「斬新なアイデアを思いつくことは大切ですが、それよりもむしろそのアイデアを本当に実行してやり遂げるパワーがあるかどうか、が何倍も大事だと僕は思います。」